H-1Bビザのメリット・デメリット

メリット

  • 日本の親会社と赴任先の企業の間に、資本に関する制限がありません。資本関係のない提携先での就労もできます。 

  • 大卒以上で、大学での専攻と現地法人での業務内容に関連性があれば、業務歴は問われません。EビザのEssential Skill、ブランケットLのSpecialized Knowledge Professional、LビザのSpecialized Knowledgeに比べ、申請条件は最も低いです。

 

デメリット

  • 1年間に発行されるビザのH-1Bの数に上限があります。(実質58,200)

  • 申請数が多ければ、申請自体が行えない可能性があります。

  • 4月の申請が認められても、就労はその年の10月1日からです。

  • 労働条件申請で、同等の経験や素質・技能を持っているその他の従業員よりも、高い給与を支払うことを明記しなければなりません。

  • ビザの有効期限は、当初3年です。更新は1回で通算6年までです。その期間が満了し、さらにH-1Bビザを取得する場合、1年以上米国以外に滞在しなければ再申請することができません。

  • 次のポジションがH-1Bの基準を満たせば転職が可能です。(転職されやすい。)

  • EビザのEssential Skill、ブランケットLのSpecialized Knowledge Professional、LビザのSpecialized Knowledgeに比べ、申請条件は最も低いといえますが、他方で高等教育のウェイトが高いため、高卒の場合は長期間の実務経験が必要です。